小木茂光
安藤照夫
吉祥寺で居酒屋を営む男性が触ると幻が見えるという花を手に入れたことから、その花に触れる客の姿を見守るファンタジー。「セバスチャン」(2009年吉祥寺バウスシアターにて一日限定レイトショー)、「あまっちょろいラブソング」に続く、武蔵野市吉祥寺を拠点にしたプロジェクト『ムサシノ吉祥寺で映画を撮ろう!』第3弾。吉祥寺で居酒屋を営むかたわら同プロジェクトを始め、前2作のプロデューサーや「バカバカンス」「DIARY」の音楽制作を担った松江勇武が、本作のエグゼクティブプロデューサーを務めている。監督は「すべての女に嘘がある」の宝来忠昭。「武士の家計簿」の小木茂光、 「タナトス」の徳山秀典、「神様ヘルプ!」の佐藤めぐみらが出演。
武蔵野市吉祥寺駅前にある、昔ながらの町並みが残るハモニカ横丁。安藤照夫(小木茂光)は、ハモニカ横丁で居酒屋あんてるを営んでいた。地元コミュニティーラジオの収録にゲストとして参加したときに、花びらに含まれる特殊な成分に触ると幻が見える忘れろ草という不思議な花について知る。収録の帰りに近所の花屋さんに立ち寄ったところ、安藤はその忘れろ草を見つけ購入。忘れろ草が開花すると、店の常連客たちはその花びらに触る。彼らは忘れろ草が見せる幻を通して、大切な絆を見つける。
監督
脚本
エグゼクティブプロデューサー
撮影
衣裳デザイン
メイク
照明
録音
助監督
プロデューサー
[c]あんてるさんの花政策委員会
[c]キネマ旬報社