アレクシス・ディアス・デ・ビジェガス
フアン
ポルト国際映画祭主演男優・脚本賞W受賞を始め、各国で賞を獲得したキューバ発のゾンビ・コメディ。突如ゾンビが大増殖したキューバの町で、ゾンビを倒して金儲けを計画する40歳男の奮闘を描く。監督・脚本は、キューバで脚本家として活躍してきたアレハンドロ・ブルゲス。出演は「カルメン(2002)」のアントニオ・デチェントほか。
40歳のフアン(アレクシス・ディアス・デ・ビジェガス)は、人生の大半をキューバで何もせずに過ごしてきた。いつも一緒にいる友人のラサロ(ホルヘ・モリーナ)も、フアンに負けず劣らずの怠け者だ。そんなある日、突然町の人々が凶暴になり、互いを襲い出すという事件が発生。当初、フアンは新たな革命が起こったのだと考えるが、彼らが人間ではなく、簡単に殺せるような相手ではないことに気付く。一度噛まれたものは同じく凶暴な殺人鬼へと化し、息の根を止めるには脳に致命傷を与えるしかない。この状況を乗り切るため、フアンはリーズナブルな料金でゾンビ退治を請け負う“フアン殺人代行社”を立ち上げる。メンバーはラサロと息子のカリフォルニア(アンドロス・ペルゴリーア)、そしてフアンの娘カミーラ(アンドレア・ドゥーロ)ら。しかし、感染者は増大する一方で、やがて彼らの手に負えない状態になっていく。もはや残された者が助かる道は、血肉を貪るゾンビが大増殖したキューバ島から脱出するしかなかった……。
フアン
ラサロ
カミーラ
ブラディ・カリフォルニア
中国人
プリモ
ジョーンズ牧師