長年連れ添った老夫婦が、重い病に伏した時に思い出した愛のときめきを描くラブストーリー。原作は、世界各国で翻訳されたフィンランドの作家タウノ・イリルシの小説「Hand in Hand」。監督は「フライ・ダディ」のチェ・ジョンテ。出演は「なんでウチに来たの?」チュ・ヒョン、「コムスク行きの汽車」のイェ・スジョン。2012年5月26日より、東京・新宿K's cinemaにて開催された「真!韓国映画祭2012」にて上映。
ストーリー
40年以上連れ添ってきたミノとヒジョンの夫婦。抑揚もない静かな日常を送っていたふたりだが、夫ミノが心臓発作で倒れてしまう。辛うじて一命を取り留めたミノだが、次の発作が起きた場合命の保証がないことを告げられる。独り残される妻のことを想うミノは、自分の健康状態を妻に伏せておくこととする、そしてその想いは、長年忘れかけていた愛のときめきを甦らせたのだった…。