マルチナ・ガルシア
ファビアナ
スペインからコロンビアに引っ越してきた指揮者が遭遇する怪現象を描くサスペンス・スリラー。監督・脚本はアンドレ・バイズ。出演は「マルティナの住む街」のキム・グティエレス、「キャロルの初恋」のクララ・ラゴ、「アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵」のアレクサンドラ・スチュワルト。
スペインで指揮者を務めるアドリアン(キム・グティエレス)は、コロンビアの交響楽団から誘いを受け、恋人ベレン(クララ・ラゴ)と共にコロンビアに引っ越してきた。二人が新居として借りたのは、郊外に一軒だけ孤立している別荘で、ナチス・ドイツの残党だった家主が建てたという。そんなある日、ベレンはアドリアンの浮気を疑い口論になる。アドリアンが家に帰ると、ベレンの姿はなく、別れを告げるビデオメッセージが残されていた。失恋のショックでバーに飲みに行ったアドリアンは店員のファビアナ(マルチナ・ガルシア)と出会い恋に落ち、二人は一緒に暮し始める。だがその日から、家の中で不思議な現象が起こり始めた。揺れる浴槽の水面、排水溝から聞こえる声、鏡の前から離れない犬……。この家には何かが存在しているのか……。
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