石崎チャベ太郎
倫太郎
人形を愛する男と自分を見失いかけた女の孤独と触れ合いを描くラブストーリー。「堀川中立売」の石崎チャベ太郎が世間から隔絶した自分だけの世界を生きる男を、セクシー女優として活動するほか恵比寿マスカッツの一員として歌手デビュー、テレビドラマ『嬢王 Virgin』に出演するなど多岐に渡って活躍する桜木凛が人形とキャバクラ嬢の二役に挑んでいる。監督・脚本は、自傷行為に肉薄した「終わらない青」で賛否両論を巻き起こした緒方貴臣。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011オフシアターコンペティション部門にノミネートされたほか、アメリカ・テキサスで開催されるファンタスティック映画祭2011に正式招待されるなど、国内外から注目を集める。
何も話さず身動きしないイブキ(桜木凛)と外界をシャットアウトするかのように暮らす倫太郎(石崎チャベ太郎)は、ある日、イブキと瓜二つのキャバクラ嬢・倫子(桜木凛/二役)と出会う。倫子は、本名である倫子とキャバクラ嬢としての源氏名・アスカとの間でうまくバランスが取れず、自分を見失いかけていた。互いに孤独を抱える二人は少しずつ距離を縮めていく。しかし自分が思うように自分だけを見つめてくれない倫子にどうしようもなさを感じる倫太郎。倫太郎はイブキにドレスアップさせ化粧を施し、「倫子」と呼びかける。イブキは生身の人間から型を取った人形だった……。
監督、脚本、製作
撮影
音楽
美術、衣裳デザイン
美術、衣裳デザイン
編集
ヘアメイク
ヘアメイク
照明
照明
録音
助監督
助監督
[c]キネマ旬報社