ワシリー・ステパノフ
マクシム
ストルガツキー兄弟のSF小説『収容所惑星』を映画化。惑星サラクシに不時着した宇宙パイロットが、反政府組織とともに独裁政権に立ち向かう。出演は本作でデビューしたロシア期待の新星ワシリー・ステパノフ、「ダイ・ハード/ラスト・デイ」のユーリヤ・スニギーリ。監督は「アフガン」のフョードル・ボンダルチュク。
2157年、深宇宙。自由調査団の宇宙船パイロット、マクシム(ワシリー・ステパノフ)は宇宙飛行中に思わぬ隕石事故に巻き込まれ、謎の惑星に不時着する。何とか脱出したものの、その直後に宇宙船は爆発。住民によって捕虜にされた彼は、親衛隊のガイ・ガール伍長(ピョートル・フョードロフ)によって首都に連行されることに。しかしその道中、輸送車両が“ニュータイプ”と呼ばれる種族の襲撃を受けてしまう。マクシムは瀕死の重傷を負ったガイを救出し、脱走に成功。この惑星“サラクシ”が、軍事独裁政権“匿名の父たち”によって支配されていることを知る。潜伏先の街中で偶然出会ったガイの妹、ラダ・ガール(ユーリヤ・スニギーリ)と恋に落ちるマクシム。彼女と一緒にいたところを何者かに襲われ、優れた戦闘能力を発揮した彼は、ガイにその実力を認められて親衛隊候補になったものの、入隊を拒否したために処刑されてしまう。ところが、特殊な治癒能力によって一命を取り留め、反政府組織のニュータイプに匿われる。そこでマクシムは、政府が惑星のあらゆる場所に“防衛塔”とは名ばかりの発信基地を設置し、そこから特殊光線を放射して民衆をマインド・コントロールしている事実を知る。こうして、マクシムは命懸けの“匿名の父たち”転覆計画に参加することになるが……。
監督、製作
脚本
脚本
脚本
製作
製作
撮影
音楽
[c]キネマ旬報社