監督、撮影
沖縄の基地問題を8年にわたり撮影したドキュメンタリー。普天間基地の代替基地建設を強いられた辺野古、ヘリパッド建設に反対する東村・高江、オスプレイ配備に抗議する人々などの姿を追う。「ONE SHOT ONE KILL 兵士になるということ」監督・藤本幸久とプロデューサー・影山あさ子による共同監督作品。
ストーリー
普天間基地の代替基地の建設を強いられた名護市辺野古で2004年、沖縄防衛局のボーリング調査を阻止するために、住民たちは連日夜明け前からカヌーで海に出た。それ以来現在まで辺野古の浜での座り込みは3000日以上続き、新基地建設を止めている。東村・高江の住民たちは、本島北部の深い森の中で24時間の座り込みを行い、5年にわたりヘリパッド建設を阻止し続けている。10万3千人が集まる県民大会が開かれ、オスプレイ、新基地建設に反対する沖縄県民の声を背に、2012年9月、ゲートの前に人々が座り込み、普天間基地を封鎖する。復帰後初めて、基地の機能が停止した。しかし日本政府は機動隊を動員し、オスプレイ配備を強行した。10月、オスプレイは140万人の沖縄県民の頭上を飛び始めた……。
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