渡辺真起子
佐和
SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ(埼玉県川口市)が推進する若手映像クリエイター育成のための上映支援事業SKIPシティDシネマプロジェクトの第3弾。母の頼みにより幼い頃に家を出て行った父を訪ねに行った姉妹が思わぬ修羅場に巻き込まれていく人間ドラマ。監督は短編作品「ロケットパンチを君に!」で、ひろしま映像展2006グランプリ、水戸短篇映像祭準グランプリなど数々の賞を受賞した中野量太。本作が初長編作品となる。父を訪ねに行く姉妹に「天然コケッコー」の柳英里紗と「母べえ」の松原菜野花、きっぷがいい母に「ギリギリの女たち」「ヒミズ」の渡辺真起子、父に「セイジ-陸の魚-」「恋の罪」の二階堂智が扮する。
フリーターの姉・葉月(柳英里紗)と女子高生の妹・呼春(松原菜野花)は、ある日、母の佐和(渡辺真起子)から頼みごとをされる。それは、父の死期が迫っているので会いに行って写真を撮ってきてほしい、というものだった。葉月と呼春の父は14年前に愛人を作って家出しており、二人には父との思い出がほとんどない。しぶしぶ出発した二人だが、よくよく考えると父と会ってみたい気持ちもある。ようやく田舎の駅に到着した姉妹は、父がすでに他界してしまったことを知る。彼女らにとって異母兄弟にあたる少年や叔父があたたかく出迎えてくれたものの、思いもよらない修羅場に姉妹は巻き込まれていく……。
監督、脚本
撮影
音楽
ヘアメイク
照明
録音
音響効果
SFX/VFXスーパーバイザー
助監督
製作担当
プロデューサー
脚本協力
[c]2012ピクチャーズネットワーク/日吉ヶ丘ピクチャーズ
[c]キネマ旬報社