Workers ワーカーズ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
Workers ワーカーズ
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Workers ワーカーズ

2013年2月2日公開、94分、ドキュメンタリー
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東京の下町・墨田で、働く人たちと市民が作る協同組合・ワーカーズコープの活動を描くドキュメンタリー。団地の一角にある児童館、高齢者の健康増進やいきがいづくりを担う元体育教師、高齢世帯の生活全般を支えるケアサービスなどを紹介する。監督は、「かすかな光へ」の森康行。ナレーションは、「雨あがる」の宮崎美子。

ストーリー

東京スカイツリーで注目を集める東京の下町・墨田。このまちでも高齢化や孤立が進み、地域のかかわりあいが希薄になっている。労働者であり経営者でもある働く人たちと市民が集まってつくった協同組合・ワーカーズコープは、子育て、介護、食など命を支え育む仕事を通じて、まちの人たちと助け合って、仕事をおこし、まちづくりをしている。ワーカーズコープが団地の一角で運営を始めて6年になる立花児童館。東日本大震災の夜、一度帰宅した子供たちが児童館に戻ってきた。「おうちに誰もいない……」と不安を募らせる子供たちを見た立花児童館館長の内藤さんは、夜遅くまで過ごせて、ご飯も食べられる“第2のおうち”と、子育てに悩むお母さんの手助けの必要性を感じた。ワーカーズコープは保護者とまちの人たちに呼びかけ、子育ての手助けをする仕事おこしを始めた。ワーカーズコープの組合員、高浜さんは、中学の熱血体育教師だったが、荒れた学校に心血を注ぐうち、家庭崩壊、離婚、辞職を経験した。その後、日雇い派遣、コンビニの深夜バイトを経て、ワーカーズコープにたどりついた彼は、元気な高齢者のための健康増進や、生き甲斐づくりを仕事にしている。水を得た魚のように第二の人生が始まった高浜さんは、仕事は自分の生き甲斐だと語る。地域に溶け込んで12年、高齢生態の生活相談はもとより、独居で身寄りのない利用者の家探しや引っ越し、葬儀まで、生活全般を支えるケアを行っているあゆみケアサービス。これも、まちの人たちの信頼があってこそである。墨田のまちは、多くの人の命と魂によって守られている。絆と命に手間をかけることが、地域の未来を作るのである。

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作品データ

製作年
2012年
製作国
日本
配給
映画上映委員会/一般社団法人日本社会連帯機構/日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団
初公開日
2013年2月2日
上映時間
94分
製作会社
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団
ジャンル
ドキュメンタリー

[c]日本労働者協同組合(ワーカーズコープ) 連合会センター事業団
[c]キネマ旬報社