中村真生
藤原いずみ
東日本大震災の日に徳島から東京へ引っ越してきた夫婦の苦悩と出会いの物語。岡太地と川原康臣が相互に脚本・監督を務める2作品を、『ぼくらのじしん』として連続上映するうちの1本。監督は、「屋根の上の赤い女」の岡太地。脚本・製作は、「ネコハコベフジワラさん」の川原康臣。出演は、青年団の中村真生、海津忠。
3月11日の震災の当日、夫の転勤のために徳島から東京に引っ越してきた藤原夫妻。東京は壊滅してはいなかったが、錯綜する情報のなか、不安な一日を過ごす。妻・いずみ(中村真生)は夫・始(海津忠)とけんかして走り出す。その先に彼女を待ち受けていた苦難と出会いとは……。
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