ヘルシンキ出身の、サカリ・キルヤヴァイネン監督による継続戦争(第二次ソ連・フィンランド戦争)を描いた人間ドラマ。2011年、フィンランドのアカデミー賞に相当するユッシ賞で、最優秀主演男優賞、最優秀音楽賞など4冠を獲得した。2013年2月9日から開催されたトーキョーノーザンライツフェスティバル2013にて公開された。
ストーリー
継続戦争さなかのフィンランドとソ連の最前線。傍らにフィンランド軍の戦死者の遺体を収容し、一時的に安置する施設があった。牧師が指揮する女性が大半の職場で、戦争の犠牲者の遺体を前線から回収した後、修復して棺に納め、故郷に送り返す仕事をこなす日々が続く。そこに遺体修復士の息子エイノと、同郷の友人アンティ、死者の声が聞こえるというコルピカンガスが配属される。エイノは遺体の回収と修復を黙々とこなし、コルピカンガスは夜通し遺体に付き添う。ところがアンティは同僚の女性に誘われるまま危険な闇商売に手を出してしまう。
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作品データ
- 原題
- Hiljaisuus
- 製作年
- 2011年
- 製作国
- フィンランド
- 配給
- ノーザンライツフェスティバル2013
- 初公開日
- 2013年2月11日
- 上映時間
- 111分
- 製作会社
- Cine Works, Yleisradio (YLE)
- ジャンル
- 戦争
[c]キネマ旬報社