沖縄県西原町に暮らす重度A2先天性ダウン症の少年画家、小波津有希くんのドキュメンタリー。6歳で墨絵、7歳で絵画に挑戦し、幼いころから多くの人の心を揺さぶってきた独創的な作品と、彼を支える家族の姿を追う。監督は、「青春の車椅子」の北畑泰啓。音楽総合監修は、沖縄県糸満市出身のミュージシャン、MERRY。
ストーリー
沖縄県西原町に16歳の天才少年画家、小波津有希くんは家族と暮らしている。彼の描く作品から溢れだす強烈なパワーは、多くの人の心を揺さぶり、垣間見えるユーモアが人々に癒しを与えている。彼は重度A2先天性ダウン症だ。6歳のとき初めて筆を握り、書とも絵ともつかぬ墨絵を描いた。その伸び伸びとした自由な世界は、周囲の人々の心を奪った。7歳のときには絵画にも挑戦し、作品はどんどんパワーアップしていった。お父さんは有希くんが3歳のときに亡くなり、今はお母さん、2人のお姉さん、お兄さんの5人で暮らしている。お父さんの家族への思いは、“スマイリーハウス”と名付けられた家と、部屋の一隅に設けられた“トップライト”に込められている。家族はお父さんの思いを受け、様々な困難を乗り越えてきた。そんな家族に支えられ、有希くんの筆はまるで天使の羽根のように自由に踊るのだった……。
スタッフ
監督
北畑泰啓
撮影、編集
森琢磨
音楽
あかみねゆうき
音楽
宮里英作
音楽、主題曲/主題歌
MERRY
製作担当
具志恵
企画
小波津智恵美
プロデューサー
野崎幸浩
MA(音声編集)
井口進
構成
荒木敏子
構成
林恭子
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]キネマ旬報社