丸井美登子
初美
新進の女性監督たちが自らの手で映画製作・上映や宣伝を手がける集団『桃まつり』による特集上映。これまでに国内外の他の映画祭などで注目を集めた作品などを輩出している。第5回目となる今回は“なみだ”をテーマに制作された短編8作品を3組に分け上映。本作では、空腹を抱えたまま、亡くなった祖父と対面する女を通して、死と生について描く。監督は「らもトリップ」内の一編「微笑と唇のように結ばれて」の脚本を担当した糠塚まりや。本作が映画初出演となる丸井美登子、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の朝倉ふゆならが出演。「参のなみだ」ではその他に「貧血」「東京ハロウィンナイト」を併映。
祖父が亡くなったため実家へ戻った初美(丸井美登子)。空腹を覚え何か食べようとするが、従妹の未来(朝倉ふゆな)に取られてしまい、結局食べそこねてしまう。初美は空腹のまま、祖父に供えられている線香を替えに棺へと向かう。祖父が死んだという実感がまだ湧いていなかった初美は、棺のふたへと手を伸ばす。
監督、脚本
製作
カメラオペレーター
撮影監督、編集
音楽
美術、衣裳デザイン
ヘアメイク
録音、整音
助監督
制作
[c]キネマ旬報社