女性だけが応募でき、女性編集者と女性作家が選考する、“女性による女性のための性を描いた小説”の文学賞である「R-18文学賞」。その第11回で最終候補になった雛倉さりえの同名作を金子修介監督が映画化。女子高生同士の淡く残酷な恋愛を映し出す。08年のミスマガジン審査員特別賞に輝いた大谷澪が映画初主演で大胆な濡れ場に挑戦。
ストーリー
高校生の夕紀はクラスの中で浮いた存在。ある日、水族館へ行った夕紀はクラゲ水槽の前で同級生の叶子に声をかけられ、戸惑いながらも唇を重ねる。次第にひかれあっていくが、常に孤独の闇を抱える叶子は夕紀の思いを知りながらも、クラスメイトの平井からの告白を受け入れ、彼と体を重ねるようになり、夕紀の心は乱れはじめる。