ゾンビ伝説
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ゾンビ伝説

1988年5月28日公開、SF
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南米ハイチに今なお残るブードゥ教の魔術、ゾンビの呪いを描く。ハーバード大学の研究員ウェード・デイヴィスの著書『蛇と虹』を自由に脚色したもので、製作はアラン・ラッドの息子デイヴィッド・ラッドとダグ・クレイボーン。監督は「デッドリー・フレンド」のウェス・クレイヴン。脚本はリチャード・マクスウェルとA・R・シムーン、撮影はジョン・リンドリー、音楽はブラッド・フィーデルが担当。出演は「殺したい女」のビル・プルマン、「モナリザ」のキャシー・タイソン、ゼイクス・モカエほか。

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ストーリー

かつて麻薬の調査のためにハイチを訪れたことのある科学者、デニス・アラン(ビル・プルマン)は、ゾンビの謎を解くため再びハイチにやって来た。秘密警察トントン・マーク監視下、彼は女医マリエル(キャシー・タイソン)に導かれ、土地の有力者でブードゥの神官でもあるルシエン(ポール・ウィンフィールド)に引き会わされる。その夜、神おろしの儀式の踊りのなかに、デニスはかつて彼に幻覚をもたらした黒魔術師で秘密警察のボス、ぺイトロウ(ゼイクス・モカエ)を見つける。翌日、デニスはマニエルとともに死から蘇ったクリストフ(コンラッド・ロバーツ)を探しあて、彼からゾンビの謎を解く手がかりをつかむ。クリストフは教師で自由主義者だったために、秘密警察によって仮死状態にされたのではと疑うデニスの身にも危険が迫っていた。彼は何度も拷問を受け、本国に強制送還されてしまうが、霊薬の調合師モーツァルト(ブレント・ジェニングス)の協力によって遂に人をゾンビ化させる薬を持ち帰ることに成功する。だが魔人ペイトロウの、世界中どこにいても追い続けることのできるブードゥの呪いによってモーツァルトは首をはねられ、ルシエンも悶死する。呪いはデニスにも及び、彼もとうとう生きながらにして葬られてしまう。しかしクリストフの助けでデニスはすんでのところで墓からはい出し、警察署にのり込んでペイトロウを死闘の末に倒すのだった。

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作品データ

原題
The Serpent and the Rainbow
製作年
1988年
製作国
アメリカ
配給
ユニヴァーサル=UIP
初公開日
1988年5月28日
製作会社
サーペント&レインボー・プロ作品
ジャンル
SF


[c]キネマ旬報社