桜庭ななみ
仁科愛梨
ヨーロッパで伝統的に伝わり、日本でもテレビやインターネットなどで人気に火がついた“人狼ゲーム”を、「パーク アンド ラブホテル」でベルリン国際映画祭最優秀新人作品賞を受賞した熊坂出監督が映画化。理由もわからずに拉致された10人の高校生たちが、生き残りを賭けたゲームに挑む。主演は「最後の忠臣蔵」の桜庭ななみ。
高校2年生の仁科愛梨(桜庭ななみ)は、下校中に何者かに拉致される。目覚めると、周囲には男女合計10人の高校生が円形になって横たわっていた。不可解な状況に戸惑う愛梨たち。“皆さんにはこれから人狼ゲームをプレイして頂きます。拒否権はありません”と告げられ、映像によるルール説明が始まる。各プレイヤーは1枚ずつ役職カードを配られ、預言者1人を含む8人の村人チームと2人の狼チームに分かれる。“昼”は自由に議論し、プレイヤーの中から人狼と思う人物を1人選び、多数決で選ばれたプレイヤーを処刑しなければならない。“夜”が来たら人狼は村人1人を殺すことができる。また、預言者は毎日1人だけプレイヤーの正体を知ることができる。こうして、“昼”と“夜”を繰返し、人狼を見つけ出して皆殺しにすれば村人チームの勝利。村人を皆殺しにしたら人狼チームの勝利となる。彼らはなぜここに集められたのか?そして、生き残るのは誰か?生死を賭けたゲームが今始まる……。
[c]2013川上亮/AMG出版・「人狼ゲーム」製作委員会
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