3つの保育園を取材し、新しい保育の形を問うドキュメンタリー。子供たちが自分の言葉で話し合う横浜の“りんごの木”、自然の中で遊ぶ山梨の“森のようちえんピッコロ”、インクルーシブ保育を実践する大阪の“保育所聖愛園”の日常を追う。監督は、「風のなかで むしのいのち、くさのいのち、もののいのち」の筒井勝彦。
ストーリー
横浜にある“りんごの木”は、その日に園で起こったさまざまな出来事をテーマに、子供たちが自分の言葉で話し合う。一生懸命、心のもやもやを出し合い、子供たちは考える。山梨の森の中にある“森のようちえんピッコロ”では、一日中、自然の中で子供たちが遊んでいる。それは子供本来の姿であり、人間の原点を見るようで、自然と人間のつながりの大切さを再認識させてくれる。大阪の“保育所聖愛園”は、インクルーシブ保育を実践している。インクルーシブ保育とは、ハンディのある子もない子も、一緒に育ち合う保育のことである。この園で子供同士が助け合う姿に、一片の詩情を見出すだろう。
スタッフ
監督、編集、プロデューサー
筒井勝彦
撮影、プロデューサー
秋葉清功
撮影
山口正芳
撮影
石崎俊一
音楽
近藤久美子
CG
岡村武男
企画
小学館「新幼児と保育」編集部
プロデューサー
佐舗和生
題字
弘光健二
制作
筒井厚
協力
スタジオ ドンファン
協力
グループ現代
イラスト