監督
児童文学作家エドゥアルド・ウスペンスキーの絵本シリーズ『ワニのゲーナ』を映画化した「チェブラーシカ」などで知られる、ソビエト連邦時代に活躍したロマン・カチャーノフ監督の短編人形アニメーションのひとつ。ぬくもりあふれる造形とレトロな色合いで、迷子になった孫娘と懸命に探すおじいちゃんを描く。美術監督に「チェブラーシカ」「ミトン」でも組んだレオニード・シュワルツマンを迎えている。ソビエト連邦国営のアニメーション・スタジオであるソユーズムリトフィルムにて制作された。ロマン・カチャーノフ没後20年記念上映「ミトン+こねこのミーシャ」で日本初公開される。同時上映は「ミトン」「こねこのミーシャ」「レター」。
ストーリー
両親に代わり孫娘ブヌーチカの世話をするおじいちゃんは、いたずら好きなブヌーチカに警察官を例えに出して叱る。ちょうど泥棒を捕まえに来ていた警察官を見て自分を逮捕しようとしていると思い込んだブヌーチカは、慌てて逃げ出してしまい、迷子になる。おじいちゃんは懸命に探しまわるが……。