アンブロージョ・マエストリ
ファルスタッフ
ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET)で上演されるオペラを、舞台裏の模様を含め映画館で上映するシリーズ。本作では2013年12月14日に上演される、ヴェルディの遺作となった喜劇を収録。シェイクスピア『ウィンザーの陽気な女房たち』を下敷きに、間抜けな老騎士が女性たちに懲らしめられる様を人生の機微をにじませ描くオペラを、ロバート・カーセンの新たな演出で上演する。指揮はMET芸術監督を務めるジェイムズ・レヴァイン。タイトルにもなっている老騎士を「パリ・オペラ座へようこそ ライブビューイング 2012~2013 『ファルスタッフ』」でも演じ十八番としているアンブロージョ・マエストリらが出演。
15世紀はじめの中部イングランドに位置するウィンザー。老騎士ファルスタッフ(アンブロージョ・マエストリ)は金目的に人妻のアリーチェ(アンジェラ・ミード)とメグ(ジェニファー・ジョンソン・キャーノ)に恋文を送る。全く同じ文面の手紙が届いたことに気付いた二人は、クイックリー夫人(ステファニー・ブライズ)とともにファルスタッフを懲らしめようと一計を案じる。誘われるままのこのこと現れたファルスタッフは、妻の浮気を疑うフォードの登場に慌てた末、散々な目にあう……。
ファルスタッフ
クイックリー夫人
アリーチェ
ナンネッタ
メグ・ペイジ
フェントン
フォード
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