向夏
工藤朱美
東京・下北沢を舞台に、性格も生活も男に対する考えも何もかもが対照的な女の子たちの日々を描く成人映画。監督は「たまもの」のいまおかしんじ。出演は向夏、平沢里菜子、吉岡睦雄ほか。2005年度ピンク大賞ベスト10・第1位。2006年1月14日より、東京・ポレポレ東中野にて、タイトルを「かえるのうた」に改題し一般公開された。(配給:インターフィルム=アルゴ・ピクチャーズ)
朱美とキョウコが出会ったのは、深夜の漫画喫茶。『がんばれ元気』の取り合いで何となく意気投合した2人、地道に裁縫工房で働き、子どもっぽくて、なかなか自立できない朱美は女癖の悪い良男に嫌気がさして、キョウコの部屋にしばしば転がり込む。一方、漫画家志望で身体を売って生活しているキョウコは、傷つくのを恐れていつもひとりでいる。朱美が援交デビューした夜、ダンスを踊って祝杯をあげつつ、夢を語り合う2人。しっかり者のお姉さんキョウコと、できの悪い妹のような朱美――。2人に“かえるの神様”は、幸せを運んでくれるのだろうか…。
監督、脚本
撮影
音楽
編集
録音
助監督
企画
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
[c]キネマ旬報社