1980年代のVHS全盛期に量産されたジャンル映画を愛するカナダの映像作家集団“アストロン6”が贈る初の長編作品。無数の映画へのオマージュを込めて、わずか1万カナダドルという低予算で製作されたSFアクション。出演は“アストロン6”のメンバーで、「ファーザーズ・デイ 野獣のはらわた」のマシュー・ケネディ。
ストーリー
そう遠くない未来。地獄の門が開き、ドラキュロン伯爵(アダム・ブルックス)率いる地獄の吸血ナチス軍団が人類に宣戦布告し、究極の最終戦争“ヘル・ウォーズ”が勃発。地獄軍の圧倒的な戦力の前に、総崩れとなった人類は滅亡の危機を迎えていた。そんな中、1人の男が長い眠りから目を覚ます。兵士としてヘル・ウォーズに参加、ドラキュロン伯爵に目の前で兄を殺され、自らも非業の死を遂げた彼は、何者かの手によって改造手術を受け、無敵の人造人間“マンボーグ”(マシュー・ケネディ)として蘇ったのだ。地獄軍団のパトロールたちは、まだ完全には覚醒していないマンボーグを夜の街で逮捕。地獄軍団が支配するメガネット・シティへと連行する。そこでは、捕獲された人間たちが収容所に送られ、コロシアムで地獄軍団の造ったロボットと殺し合いをさせられていた。そこでマンボーグは、格闘技の名手ナンバーワン・マン(ルドゥイグ・リー)、拳銃の名手ジャスティス(コナー・スウィーニー)、その妹でナイフ投げの名手ミーナ(メレディス・スウィーニー)と出会い、協力して脱出に成功。やがて自らの使命に目覚めたマンボーグは、最強の仲間たちと手を組み、地獄軍団への反撃を開始。ドラキュロン伯爵との最後の戦いに挑む……。