日本橋を代表する名妓の清葉とお孝、彼女らにひかれていく男たちという、4人の男女の人間模様を描いた、泉鏡花の代表作のひとつ「日本橋」。坂東玉三郎が25年ぶりにお孝を演じたほか、演出も手がけ、12年12月に日生劇場で上演された舞台劇を映画化。鏡花による美しい台詞によって、悲恋の物語がつづられる。
ストーリー
医学士の葛木は姉の面影を感じさせる芸者の清葉に7年越しの思いを打ち明ける。ところが、彼女はある事情で現在の旦那以外には男を作らないと誓っており、葛木の気持ちを理解しつつも拒んでしまう。傷心の葛木は一石橋で偶然、芸者のお孝と出会う。お孝は葛木と清葉の関係を知りながらも、彼に身を寄せ、ひかれあっていく。
スタッフ
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]松竹株式会社
[c]キネマ旬報社