ベレニス・ベジョ
マリー=アンヌ
協議離婚のため4年ぶりに自宅へ戻った男と元妻、その恋人、子供たちが織り成すサスペンス・ドラマ。監督・脚本は「別離」のアスガー・ファルハディ。出演は、本作で2003年カンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞した「アーティスト」のベレニス・ベジョ、「預言者」のタハール・ラヒム、「エディット・ピアフ 愛の讃歌」のポリーヌ・ビュルレ。
フランス人のシングルマザー、マリー=アンヌ(ベレニス・ベジョ)は夫と別れて4年。正式な離婚手続きをとるため、今はテヘランで暮らすアーマド(アリ・モッサファ)をパリに呼びよせる。アーマドがかつて妻や娘と過ごした家を訪れると、そこではマリー=アンヌの新しい恋人サミール(タハール・ラヒム)親子との新生活が始まっていた。だが、マリー=アンヌとサミールが再婚する予定だと聞かされたアーマドは、彼らの間に不穏な空気を感じ取る。そんな中、長女リュシー(ポリーヌ・ビュルレ)との関係に悩んでいたマリー=アンヌから、娘の本音を聞き出してほしいと頼まれたアーマドはリュシーから衝撃の告白を受ける。やがて、彼らが背負う過去と数々の真実が浮かび上がり、マリー=アンヌとサミールはそれぞれの過去にひきずられながら、自ら運命を変えていくのだった……。
監督、脚本
製作
撮影
音楽
音楽
美術
編集
[c]Memento Films Production - France 3 Cinema - Bim Distribuzione - Alvy Distribution - CN3 Productions 2013
[c]キネマ旬報社