トニー・セルヴィッロ
ジェップガンバルデッラ
セレブ界の狂騒に飽き飽きした初老のジャーナリストが、ある女性の死をきっかけにローマの街を歩きながら人生の価値について考える様を描き、第86回アカデミー賞および第71回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞を受賞、多くの映画祭を席巻したドラマ。監督は、政治家の暗黒面を描いた「イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男」で第61回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞、ショーン・ペン扮するかつてのロックスターが亡父の探していた人物を追うロードムービー「きっと ここが帰る場所」で広く注目を集めたパオロ・ソレンティーノ。主演は「イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男」「湖のほとりで」のトニ・セルヴィッロ。
ローマではアーティストや実業家、貴族ら様々なセレブリティたちが連日連夜華やかなパーティに集っては乱痴気騒ぎを繰り広げていた。65歳のジャーナリスト、ジェップ・ガンバルデッラ(トニ・セルヴィッロ)も集まりに顔を出しているが、内心この享楽的で空虚な狂騒にうんざりしていた。そんな中、彼のもとにある女性の訃報が入る。彼女は彼にとって忘れられない初恋の人だった。深い喪失感に見舞われながら、ジェップは美しくも死の気配が漂うローマの街をさまよう……。
監督、脚本、原案
脚本
製作
製作
撮影
音楽
美術
[c]2013 INDIGO FILM, BABE FILMS, PATHE PRODUCTION, FRANCE 2 CINEMA [c]Gianni Fiorito
[c]キネマ旬報社