まちや紳士録:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
まちや紳士録
まちや紳士録
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まちや紳士録

2014年3月1日公開、88分、ドキュメンタリー/社会派
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福岡県八女市福島地区に現存する100年以上に及ぶ町家の保存に迫るドキュメンタリー。古い町並みを残そうと奮闘する人々と、伝統建築に込められた日本人の知恵の数々を追いながら、近代化・効率化に翻弄されてきた戦後日本のあり方を問いかける。監督は、本作が長編劇場映画デビューとなる伊藤有紀。プロデューサーは「小梅姐さん」の川井田博幸。

ストーリー

人口7万人、築100年以上の町家が並ぶ福岡県八女市福島地区。およそ100戸の古民家が軒を並べ、ここで人々が暮してきた歴史を物語る。南北東を山に囲まれ、その山は材を供給し、山から流れる川は水を配給、和紙や提灯作りが盛んに行われ、木工も発達、多くの仏壇を生み出した。また、茶の栽培は全国的にも有名になり、八女を代表する産業にまで成長。生産者や商人たちを見守るような町家の建物は、彼らの周囲で息づいてきたのである。だがその町家が、保存という面でいま危機に瀕している。住人の高齢化により、町家は現代社会の中に溶け込めず、ただ孤高の構築物として佇んでいる。町家を守るべきか、立て替えるべきか、そして伝統を支える修理技術の伝承は果たして充分行われているのか……。カメラは、町家とそこで暮らす人々の生活を追いかける。

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作品データ

製作年
2013年
製作国
日本
配給
グループ現代
初公開日
2014年3月1日
上映時間
88分
製作会社
「まちや紳士録」製作委員会(八女文化遺産保存・活用ネットワーク)(制作:株式会社グループ現代)
ジャンル
ドキュメンタリー社会派

画像提供:グループ現代
[c]キネマ旬報社