北朝鮮強制収容所に生まれて:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
北朝鮮強制収容所に生まれて
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北朝鮮強制収容所に生まれて

2014年3月1日公開、104分、ドキュメンタリー/社会派
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北朝鮮政治犯強制収容所で生まれ、脱北した男性の想像を絶する半生と、収容所の実態を本人へのインタビューで描くドキュメンタリー。監督は、テレビや映画のドキュメンタリーを手掛けるドイツ人監督マルク・ヴィーゼ。ジュネーブ人権映画祭最優秀映画賞、オスロ・ヨーロッパドキュメンタリー最優秀映画賞ほか受賞多数。

ストーリー

“完全統制区域”である北朝鮮の政治犯強制収容所第14号管理所は1つの都市ほどの大きさを持ち、首都平壌の80キロ北、平安南道の价川市外東里の500平方キロメートルの敷地に4万人が収容されている。この管理所の中には、炭鉱、セメント工場、セラミックやゴムの加工場、縫製工場、牧場があり、収容された人々は粗末な食事で強制労働に従事している。“完全統制区域”は最厳重警備が敷かれており、収容された人々は死ぬまで出ることはない。その第14号管理所で政治犯の両親の“表彰結婚”の結果として生まれた申東赫(シン・ドンヒョク)は、生まれながらの政治犯として強制労働の日々を過ごす。1996年に母と兄が脱走を企てて失敗し、当時13歳だった東赫も拷問が加えられ、地下の秘密監獄に7カ月間拘禁される。母と兄は、後に公開処刑された。2005年1月、東赫は収容所を脱出する。同年2月に豆満江を渡り中国に入国し、翌2006年2月、上海の韓国領事館に身柄を保護される。そして同年8月に韓国に渡り、現在は韓国とアメリカを行き来しながら、強制収容所についての証言や、ボランティア活動を行っている。また、脱北した元北朝鮮の秘密警察員オ・ヨンナムと、虐待、拷問、処刑を行っていたクォン・ヒョクにも取材し、強制収容所の知られざる実態に迫る。

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作品データ

原題
CAMP 14: TOTAL CONTROL ZONE
製作年
2012年
製作国
ドイツ
配給
パンドラ(提供 マクザム)
初公開日
2014年3月1日
上映時間
104分
製作会社
Engstfeld Film(共同製作 ARTE,BR,WDR,)
ジャンル
ドキュメンタリー社会派


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