監督
北海道を舞台に養護施設で育った少女と周囲の人びととの交流と運命を描く少女漫画「ユキの太陽」のTVアニメ化検討用パイロットフィルム。原作はちばてつやで、1963年「少女フレンド」に連載された。宮崎駿が初めて監督として取り組んだ短篇。結果TV化には至らなかった。2013年12月26日より2014年1月13日まで、全国のイオンシネマ76館限定で「かぐや姫の物語」の上映前の幕間にデジタル上映された。
ストーリー
養護施設で育ったユキは、建設会社を経営する岩淵家の養女となる。岩淵家の人びとはみなユキに優しく、ユキはすぐに打ち解けた。しかし部下の陰謀で会社は倒産、父親は逮捕されてしまう。病弱な娘早苗の養生もあり、一家は北海道に引っ越す。その地でユキは自分の出生にまつわる秘密を知るのだった……。