中川晴彦
仁礼六郎太
阪東妻三郎の出世作を脚本家の寿々喜多呂九平自身により再映画化した時代劇第二部。スタッフ、主演は前作と同じ。
鷹は荒法師たちに助けられた。鷹ヶ峰の隠れ家で錦姫は鷹から六郎太が彼女を愛していると聞かされる。姫も彼を愛していたが、彼が昔の様に正しい身持に帰ることを望んでいた。伊予守は鷹の襲撃を恐れて頼房卿を桂の山牢にとじこめる。それを知った蝉丸は単身しのびこんで卿を救い出そうとしたが失敗し、あやうく捕えられるところを鷹に救われる。伊予守の許へ山城屋から届けられた金を百足丸は盗み出したが、鷹は更にそれを奪って、正月を飢えと寒さにふるえている貧民の家々に小判を一枚ずつ投げこんだ。伊予守は鷹をおびきよせるため、フイに頼房を処刑しようとする。その瞬間、鷹が踊りこんで来た。
仁礼六郎太
黒木原平太
仁礼左衛門
綾小路卿
錦姫
琴枝
美鈴
百足丸
隼童子
池上伊予守
緒形麗三郎