“フランスの喜劇王”ジャック・タチ(「ぼくの伯父さん」)が1935年に出演した短編で、映画出演2作目。伝説的道化師ロムとの2人組が騒動を巻き起こす。2014年開催の“ジャック・タチ映画祭”にて、製作から79年を経て国内劇場初公開。交通渋滞や様々な音による演出など、後のタチ作品に通じるモチーフの数々が登場。
ストーリー
パリ近郊を訪れる観光客を相手に一儲けを企む文無しの放浪紳士2人組(ジャック・タチ、道化師ロム)。ツアー客を言葉巧みに誘い、自分たちのバスに乗せることに成功したものの、お客は代金を旅行会社に支払い済み。お金もなく、車の故障や様々なアクシデントに襲われた一行は結局、徒歩で帰ることに……。
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