奇異な現象が続く町を舞台に、その元凶の男とその男の正体を知る女との壮絶な戦いを描く。「デンデラ」の天願大介監督の20年ぶりの自主映画。出演は若松武史、月船さらら、中村映里子ほか。2014年3月22日より、東京・渋谷アップリンクファクトリーでの上映を皮切りに、居酒屋や銭湯など色々な場所で上映される。
ストーリー
その男が町に現れたときから異変は始まったのだった。三年ごとに消える。少女たち。奇妙な落書き。毒殺される犬。玄関に置かれたおぞましい物体。世界の終焉に向けて、操られる人々の狂乱が加速していく。焼け焦げた肉の脂、虐待される女、回転する方位磁針--謎は謎を呼び秘密は渦を巻き、絶望の闇に魔王の哄笑が響きわたる。流れ着いた美女だけが魔王の正体に気づいていた。果たしてこの女、救世主か悪霊の手先か? 女の驚くべき過去が明かされたとき、壮絶な最終決戦がついに幕を開ける!
スタッフ
監督、脚本、原作、プロデューサー
天願大介
撮影
古谷巧
Bカメ
日暮聡
音楽
めいなCo.
美術
小出憲
編集
猿松細人
衣装
千代田圭介
ヘアメイク
松田蓉子
人形制作
石井英子
録音
臼井勝
装飾
高橋光
プロデューサー
今村広介
撮影助手
岡崎孝行
美術助手
浦武幸
題字
スズキコージ
制演
李允石
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]キネマ旬報社