「マイ・ブラザー」の俳優サム・シェパードの監督2作目となる異色のアート西部劇。ネイティブ・インディアンの血を引く嫁の亡霊に苦しめられる牧場主一家を描く。出演は、「ハリー・ポッター」シリーズのリチャード・ハリス、「スタンド・バイ・ミー」のリヴァー・フェニックス。第6回東京国際映画祭正式上映作品。
ストーリー
老いた牧場主(リチャード・ハリス)が、薬売りの香具師一座の主(アラン・ベイツ)を訪ねる。牧場主は息子(リヴァー・フェニックス)のために、アイルランド人の座主とネイティブ・インディアンの女の間の長女を嫁にとった。しかし、その娘が死に、息子は半狂乱で朽ちていく死体にしがみついていた。そこで、その悲しみを癒すために次女をほしいと持ち掛けに来たのだ。姉は馬2頭と引き換えだったが、妹はもう1頭余計にやることになった。ところが、これに怒った姉の亡霊が、息子や牧場主、妹の前に現れ、彼らを呪詛するのだった……。
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- SILENT TONGUE
- 製作年
- 1993年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- マジックアワー(カルチュア・パブリッシャーズ)
- 初公開日
- 2014年5月3日
- 上映時間
- 106分
- 製作会社
- Belbo Films, Canal+, Mire
[c]キネマ旬報社