佐倉絵麻
四谷夏子(ぼん)
女子高生の心模様を切り取った長編デビュー作「ももいろそらを」で第24回東京国際映画祭日本映画・ある視点部門最優秀作品賞を獲得し多方面から注目された小林啓一監督が、友人を救おうとするオタクのカップルの愛と正義を、彼らの好きなものをふんだんに盛り込み描いた青春ドラマ。男性同士の恋愛、いわゆるボーイズラブを扱った作品をこよなく愛するぼんちゃんをテレビドラマ『熱海の捜査官』に出演したほかCMや雑誌などで活躍する佐倉絵麻が、彼女を慕うオタクのリンちゃんを「渇き。」「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」の高杉真宙が演じる。
ここではないどこかの地方都市に住んでいる四谷夏子(通称“ぼん”)は、16歳と62ヶ月を自称する女子大生。彼女と友田麟太郎(通称“リン”)は、ボーイズラブ(BL)やアニメ、ゲームが大好きなオタクの幼なじみ。ふたりは、同棲中の彼氏から暴力を振るわれているという親友のみゆちゃん(通称“肉便器”)を連れ戻しに東京へやってきた。名付けて「肉便器救出作戦」。ぼんとリンはネットゲームで知り合った会田直人(通称“べび”)に協力をあおぎ、肉便器の家へと突撃する。その姿は、ロールプレイングゲームの勇者や魔法使いのパーティを彷彿とさせるものだった。リン曰く「ボス戦」に挑む一同。果たして、予測不能のミッションは成功するのか!?
[c]ぼんとリンちゃん
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