ピエレット・ロビテーユ
ヴィクトリア
人生をやり直すために山小屋を訪れた元囚人の2人の女性が辿る運命を描いたドラマ。2013年のベルリン国際映画祭でアルフレッド・バウアー賞を受賞した。出演は「Le colis(原題)」のピエレット・ロビテーユ、「太陽と月に背いて」のロマーヌ・ボーランジェ。監督はカナダの映画評論家出身、ドゥニ・コテ。
元囚人のヴィクトリア(ピエレット・ロビタイユ)は60代の女性。もう一度人生をやり直そうと、保護司ギョームの保護の下、田舎の砂糖小屋に住居を構える。親密な関係にあった刑務所時代の仲間、フロレンス(ロマーヌ・ボーランジェ)と共に。しかし、2人の存在は集落の人々に違和感をもたらし、彼女たちは隠遁生活を強いられる。さらに、それぞれの過去が幽霊のように付きまとい、2人を悲劇的な運命に導いて行く……。
[c]9265-2775 QC INC. 2013
[c]キネマ旬報社