ブレンダ・ブレッシン
エリザベート
2005年に起きたロンドン同時多発テロで、ともに子どもが消息不明になったムスリムの男性とカトリックの女性が、文化的背景の違いを乗り越え、協力して捜索に乗り出す姿を描いたドラマ。2009年のベルリン国際映画祭でソディギ・クヤテ(「薬指の標本」)が男優賞を受賞した。共演は「秘密と嘘」のブレンダ・ブレッシン。
オスマン(ソディギ・クヤテ)とエリザベス(ブレンダ・ブレッシン)は、ごく平凡な日々を送る人々。フランスに暮らすオスマンには息子がおり、ドーバー海峡の島に住むエリザベスには娘がいた。2人の共通点は、子どもたちがロンドンの学校で学んでいること。だが、2005年7月7日に起きた同時多発テロで、ともに子どもたちが消息不明になってしまう。イスラム教徒のオスマンとカソリック教徒のエリザベスは、異なる宗教的背景を持ちながらも、自分たちの子どもを探すため、一緒に旅することを決意。文化的な違いをよそに、彼らは互いに励まし合い、必ず無事に見つかるという希望を抱き続けるが……。
監督、脚本、プロデューサー
脚本
撮影
音楽
プロダクション・デザイン
編集
衣裳デザイン
プロデューサー
キャスティング
[c]ARTE France - 3B PRODUCTIONS ? The Bureau- Tassili films – 2009
[c]キネマ旬報社