劇映画「星の国から孫ふたり」が遺作となった槙坪夛鶴子監督を追ったドキュメンタリー。リウマチが進行し車椅子での演出を余儀なくされた姿や、車椅子で全国を回る上映活動、また自閉症を持つ家族への取材も記録した。監督は、本作が初の劇場公開作品となる床波ヒロ子。文部科学省選定作品、あいち国際女性映画祭上映作品。
ストーリー
自閉症児を取り上げた劇映画「星の国から孫ふたり」の監督、槙坪夛鶴子さんが死去してまもなく3年が経つ。槙坪監督の遺作となった同作のキャスト・スタッフの撮影記録として始まり、リウマチが進行し車椅子での演出を余儀なくされ、且つ2週間に1度輸血のため病院に通いながら撮影する槙坪監督とスタッフの姿と、彼女の映画に対する思いを追う。さらに、車椅子に乗りながら全国を回る上映活動の様子もカメラに収めた。そして撮影は自閉症を持つ家族への取材へと繋がり、槙坪監督の遺作の記録を超え、自閉症児やその家族と社会の関わり方を改めて考えさせるドキュメンタリー作品となった。
スタッフ
監督、プロデューサー
床波ヒロ子
撮影
岩松茂
撮影
高久通
音楽
中島まさる
編集
田村愛
プロデューサー
小泉朋
構成
島田裕子
制作
藤岡ひかり
制作
田中敦子
編集協力
佐藤智也
エンディング曲
AKO
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 2014年
- 製作国
- 日本
- 配給
- 株式会社 北青山三丁目
- 初公開日
- 2014年10月4日
- 上映時間
- 75分
- 製作会社
- 「そばにいるよ!~自閉症(オーティズム)と車椅子の監督~」製作委員会
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]キネマ旬報社