セバスチャン・サルガド
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」「Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」のヴィム・ヴェンダース監督が、ブラジル出身の写真家セバスチャン・サルガドの波乱に満ちた人生を追いかけるドキュメンタリー。サルガドの長男で映画作家のジュリアーノ・リベイロ・サルガドの協力を得て、稀代の写真家であり家族を愛する一人の男の足跡を解き明かしていく。音楽は「愛のめぐりあい」のローレント・ピティガント。
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ストーリー
自らも写真家であるヴィム・ヴェンダース監督は、ある日、住む場所を追われ難民となったトゥアレグ族の“盲目の女性”が写された一枚の白黒写真に出会う。写真が持つ底知れないパワーに深く心を揺さぶられたヴェンダースは、この作品を手掛けた写真家セバスチャン・サルガドに強く惹かれていく……。1944年、ブラジルに生まれたサルガドは、60年代、軍事独裁に反対する闘争による迫害を逃れパリに渡り、フリーランスの写真家として世界中を飛び回りプロジェクト作品を発表、その後、数多くの賞を受賞し、後進たちに計り知れない影響を与え続けている。世界的な報道写真家であり環境活動家でもあるサルガドが2004年から始めたプロジェクト「Genesis(ジェネシス)」は、ガラパゴス、アラスカ、サハラ砂漠などを巡り撮影、熱気球から撮られた水牛の群れ、遊牧民のネネツ族のシベリア横断、サンドイッチ諸島でのペンギンの楽園など、生と死が極限に交わる誰も見たことがない圧巻の風景が写し出されている。“神の眼”とも呼ばれる奇跡的な構図、モノクロを基調とした荘厳なまでに美しい作品の数々を彼はいかにして撮りつづけてきたのか。ヴェンダースは、サルガドの息子ジュリアーノの協力を得て、サルガドの撮影に同行、この唯一無二の写真家の足跡を解き明かしていく……。
キャスト
スタッフ
監督、脚本、ナレーター、エグゼクティブプロデューサー
ヴィム・ヴェンダース
監督、脚本、ナレーター、撮影
ジュリアーノ・リベイロ・サルガド
脚本、プロデューサー
デヴィッド・ロジェール
撮影
ヒューゴ・バルビエ
音楽
ローレント・ピティガント
字幕
岩辺いずみ
字幕監修
吉田徹
特別協力
TASCHEN
特別協力
河出書房新社
フォトギャラリー
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- THE SALT OF THE EARTH
- 映倫区分
- G
- 製作年
- 2014年
- 製作国
- フランス ブラジル イタリア
- 配給
- RESPECT トランスフォーマー
- 初公開日
- 2015年8月1日
- 上映時間
- 109分
- 製作会社
- Decia Films, Amazonas Images, Solares Fondazione delle arti
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]Sebastiao Salgado [c]Donata Wenders [c]Sara Rangel
[c]キネマ旬報社
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