大森絢音
ハルナ
震災によって両親を失った姉と弟のその後を描いたドラマ。少年時代に阪神淡路大震災を経験した杉田真一監督が、その体験を踏まえて手掛けた長編映画監督デビュー作。ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門でスペシャル・メンションを受賞した。出演は「アマルフィ 女神の報酬」の大森絢音、「映画 深夜食堂」の吉本菜穂子。
突然、街を襲う大きな揺れ……。両親を失った12歳の姉・春奈(大森絢音)と5歳の弟・翔太(大石稜久)は、親戚の家に引き取られる。新しい家、新しい家族、新しい街、新しい学校。気持ちを整理する時間もきっかけもないまま、新しい生活だけが動き始める。ひとり事実を知らない翔太は、日に日に両親への気持ちを募らせてゆく。弟への“秘密”と助けられなかった両親への“罪悪感”を抱え続ける春奈。翔太の真っ直ぐな気持ちは、少しずつ春奈の心を動かし、遂に溜め込んでいた思いが溢れ出す……。
監督、脚本、プロデューサー
製作
撮影
音楽
美術
編集
衣裳、メイク
照明
録音
音響効果
助監督
プロデューサー
ライン・プロデューサー
カラリスト
デザイン
[c]344 Production
[c]キネマ旬報社