ニコール・キッドマン
クリスティーン
SJ・ワトソンのベストセラーミステリー『わたしが眠りにつく前に』を「ラスト・ターゲット」のローワン・ジョフィ監督が映画化。眠ると前日までの記憶が失われてしまう女性が、その原因を探るため自らの過去を追いかける姿を描く。出演は「めぐりあう時間たち」のニコール・キッドマン、「英国王のスピーチ」のコリン・ファース、「記憶探偵と鍵のかかった少女」のマーク・ストロング。製作総指揮は「グラディエーター」のリドリー・スコット。
クリスティーン(ニコール・キッドマン)は、事故の後遺症により毎朝目覚める度に、前日までの記憶が失われてしまう特殊な記憶障害を負っている。夫のベン(コリン・ファース)は、結婚していることや夫である自分のことすらも忘れてしまうそんな彼女を、献身的な愛で支えていた。ある日、ベンの留守中にナッシュ(マーク・ストロング)という男から電話がかかってくる。少し前から夫に内緒でクリスティーンの治療を行っているというその医師は、この数週間、クリスティーンが毎日の出来事を密かに映像日記として撮影していると言い、その隠し場所を告げる。日記を再生したクリスティーンは、自分の記憶障害の原因が何者かに襲われて瀕死の重傷を負ったことによるものだと知るのだった。やがてクリスティーンは“昨日の自分からのメッセージ”を頼りに、真相を追い始めるが……。
[c]2013 BEFORE I GO PRODUCTIONS, INC.
[c]キネマ旬報社