1989年にノーベル平和賞を受賞した僧侶、ダライ・ラマ法王14世を追ったドキュメンタリー。来日時やインドのダラムサラ、ラダックの取材を通して、ダライ・ラマ法王14世の素顔とチベット問題の本質に迫る。監督・構成・編集は「大阪ハムレット」の光石富士朗。音楽を「ストロボ・エッジ」の世武裕子、語りを「フィギュアなあなた」の柄本佑が担当する。
ストーリー
ダライ・ラマ法王14世、本名テンジン・ギャツォ。1989年にノーベル平和賞を受賞、観音菩薩の生まれ変わりとされる僧侶である。1935年生まれ、2歳にしてダライ・ラマ13世の転生者と認定され、1940年にダライ・ラマ14世として即位。だが1959年、中国の侵略と弾圧によって亡命を余儀なくされたダライ・ラマ14世とチベットの人々はインドのダラムサラで山を切り拓き、亡命政権を作りあげる。翌年には教育を開始。今では子供たちは言語だけでも英語、チベット語、ヒンディー語、未来の対話の為に中国語も学んでいる。2008年3月、中国チベット自治区でチベット人による大規模な暴動が発生。それを機にチベットの自由を求めるデモが世界各地で巻き起こる。そんな中でも一貫して平和を説いてきたダライ・ラマ14世だが、今も変わらずチベット問題は存在している。来日時、質問者にまっすぐに向き合い真剣にユーモアたっぷりに答えるダライ・ラマ14世の姿や、チベット文化とチベット仏教の根付いた地、インドのダラムサラとラダックの取材を通して、ダライ・ラマ14世の素顔、そしてチベット問題の本質に迫っていく。
スタッフ
監督、撮影、編集、構成
光石富士朗
語り
柄本佑
製作、撮影、編集、企画
薄井一議
エグゼクティブプロデューサー
土屋尚志
撮影、企画
薄井大還
撮影、プロデューサー
吉田裕
音楽
世武裕子
編集
岡松真行
編集
富塚友紀
編集
松本ちあき
編集
村上美智子
企画協力
坪井卓
企画協力
長島慎
音楽制作
内山雄介
チェロ演奏
奥泉貴圭
EED
山谷亨
仏教学監修
合田秀行
特別協力
ダライ・ラマ法王 日本代表部事務局
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]Buenos film
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