2011年の東日本大震災発生後から、故郷である岩手県陸前高田市の風景を撮り続ける世界的写真家・畠山直哉の姿を追ったドキュメンタリー。2012年3月から約2年間に渡って撮影した映像で構成されている。監督の畠山容平(「テレビに挑戦した男・牛山純一」)は、畠山直哉が大阪の学校で写真を教えていた時の門下生に当たる。
ストーリー
写真家・畠山直哉。石灰石鉱山や炭鉱、密集したビルの隙間を流れる川や都市の地下空間などを写した写真で知られ、2001年にはヴェネツィア・ビエンナーレ日本代表の1人にも選ばれた世界的な写真家である。岩手県陸前高田市出身の彼は、2011年の東日本大震災で実家が流され、母を亡くして以来、頻繁に故郷に戻り、変貌する風景を撮影するようになった。間もなく震災から4年。カメラを手に被災地を歩く者の姿も少なくなってきたが、畠山は変わらず風景写真を撮り続けている。誰のために、何のために、なぜ撮り続けるのか?その目に映るものとは……?
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作品データ
- 製作年
- 2014年
- 製作国
- 日本
- 配給
- CINEMACTION豊劇-豊岡劇場-
- 初公開日
- 2015年8月15日
- 上映時間
- 82分
- 製作会社
- 『未来をなぞる 写真家・畠山直哉』製作委員会
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]キネマ旬報社