野村周平
タミヤ
東京グランギニョルの演劇を基にしたカルト人気を誇る古屋兎丸の同名コミックを、野村周平ら若手俳優を起用し映画化したダークな青春ドラマ。廃工場で秘密クラブを結成した少年たちの愛憎劇と、囚われの美少女と少年たちが作り上げた思考する能力を持つロボットとのせつない恋が描かれる。『先生を流産させる会』で話題を呼んだ内藤瑛亮が監督を務める。
醜い大人を否定し、自分たちだけの世界を作ろうとするゼラと、彼に感化された8人の中学生たち。深夜の廃墟に集う彼らは“光クラブ”の名の元に、ゼラが決めた規律の元で過ごしていた。少女の捕獲のために作られたロボットのライチは失敗を繰り返すが、遂に少女の捕獲に成功。だが、彼女の存在がクラブ内に不和をもたらしていく。