ジョーフィア・プショッタ
リリ
雑種犬に重税が課せられる法律の影響で飼い主の少女と離ればなれになった犬が、保護施設に入れられた犬たちを従えて反乱を起こすさまを映し出すサスペンスドラマ。監督は「Janne da Arc on the Night Bus」のコーネル・ムンドルッツォ。出演は、新人のジョーフィア・プショッタ、「Janne da Arc on the Night Bus」で脚本を務めたシャーンドル・ジョーテール。2014年(第67回)カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ&パルムドッグ賞W受賞。
雑種犬に重税を課すという悪法が施行されたある街。13歳のリリ(ジョーフィア・プショッタ)は、理解のない父親によって愛犬ハーゲンを捨てられてしまう。ハーゲンを取り戻そうとリリは必死に探し回るが見つからない。一方、主人を失ったハーゲンは安住の地を求めて街を彷徨っていた。人間に捨てられ、裏切られたかつての“人類最良の友”は次々と保護施設へと送られていく。そんな中、ハーゲンは虐げられてきた施設の犬たちを従え、人間に対し反乱を起こし始める……。
2014[c]Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney
[c]キネマ旬報社