奥野匡
ハシモトカツオ
太平洋戦争当時、特攻隊に参加しながらも生き残った清宮零が、自身の体験を元に執筆した小説を映画化。生き残った特攻隊員が、戦後70年を経て、身代わりとなって出撃した戦友との約束を果たそうとする姿を描く。出演は「ライク・サムワン・イン・ラブ」の奥野匡、「あした」の高橋かおり。監督は「結び目」の小沼雄一。2015年10月17日よりイオンシネマ天童、こうのすシネマにて先行ロードショー。
太平洋戦争末期の1945年。まだ若い勝雄(高橋里央)は、戦況悪化に耐え切れず、特攻隊に志願する。勝雄にはもはや将来の展望も、死に対する恐れもなかった。だが、自分を弟のように可愛がってくれる飛曹長の阿部(長谷川奨)と親交を結ぶうち、写真でしか知らない阿部の妹・静子への恋慕が芽生え、死に急ぐ刹那的な感情が鎮まってゆく。やがて出撃命令が下るが、運悪く高熱を発した勝雄は出撃を断念。代わりに阿部が出撃する事となってしまう。そして、阿部が戻らないまま終戦を迎える。それから70年。余命半年と宣告された勝雄(奥野匡)は、罪滅ぼしのために阿部の菩提寺である山形県天童市の若松寺へと向かっていた。そこで偶然、静子の娘・紀和(高橋かおり)に出会い、静子がすでに他界していた事を知る。罪の意識に苛まれた勝雄は、この寺の風習“むかさり”を執り行う事を決意。紀和と親密な時間を過ごしていた勝雄は、やがて2人の運命の糸が少しずつ絡み合ってゆくのを感じていた……。
ハシモトカツオ
アベ
アベトシオ
シミズカツオ
マツウラ
ハシモトスミオ
ハシモトヒロミ
アベヨウイチ
監督、脚本、編集
脚本
原作
製作
撮影
音楽
美術
衣裳デザイン
照明
録音
音響効果
VFX
助監督
プロデューサー
題字
制作
制作
[c]キネマ旬報社