東京杉並の閑静な住宅街の一角に佇む創設50年目を迎える中瀬幼稚園を、一年間にわたって取材したドキュメンタリー。屋敷林のある自然豊かな園庭で、様々な体験を通してたくましく成長していく子供たちの姿を捉える。監督は、「わこう村 和光保育園の子どもたち」の筒井勝彦。監修は、中瀬幼稚園園長の井口佳子。
ストーリー
東京杉並の閑静な住宅地にある、武蔵野の面影を色濃く残す一角。そんな都会の片隅にひっそりと佇む、屋敷林のある中瀬幼稚園は、幼稚園不足の1966年に開園し、今年で50年目を迎える。この園を地球の縮図と考える園長の井口佳子は、親たちの協力のもと、子供も大人もいるのが楽しい空間創りを進めてきた。地道で丹念な手作業によって創られた園庭は、まるで園長の分身のようでもあり、生命力に満ちあふれている。子供たちは雑草の小道を駆け抜け、この庭で様々な体験を通してたくましく成長していく。過去から現在、そして未来へ向かって歩み続ける園を、一年間にわたって見つめていく。
スタッフ
監督、編集、プロデューサー、選曲、MA
筒井勝彦
撮影
石崎俊一
撮影、プロデューサー
秋葉清功
CG
岡村武男
企画
中瀬幼稚園
企画
オフィスハル
プロデューサー
佐舗和生
企画協力
グループ現代
企画協力
川井田博幸
題字
工藤陽
制作
筒井厚
制作
弘光健二
監修
井口佳子
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]キネマ旬報社