監督
大阪市天王寺動物園のアジアゾウ・春子を追ったテレビドキュメンタリーの劇場版。1950年、タイからやって来た春子が老いと闘いながらも来園者の前に立ち続ける様子と、春子が最期を迎えるまで寄り添い続けた飼育員たちの姿を映し出す。東京公開に先駆け、2015年11月21日よりシネ・リーブル梅田にて上映。
ストーリー
1950年、まだ戦争の爪痕が残る中、タイから大阪市天王寺動物園にやって来たアジアゾウの春子。当時まだ2歳だった春子は熱烈な歓迎を受け、以来60年以上に亘り大阪の人々に愛され続けてきた。だが2013年夏、炎天下の運動場に出るのを嫌がり始め、冬には春子の食事を抜かなければならない事態が発生。その人気の陰で飼育員にとって初めての経験が相次いでいた。老いと闘いながら来園者の前に立ち続ける春子だったが、2014年6月20日から展示場に出なくなる。推定年齢66歳、国内2番目の高齢ゾウ・春子は立っているのがやっとだったのだ。そして7月30日に起立不能。倒れたままでは自らの重みで肺が圧迫され呼吸が厳しくなる。倒れた春子をなんとか起こそうとする飼育員たち。懸命の治療を続けるも同日午後6時1分、春子は永眠する……。
スタッフ
ナレーション
鈴木理加
エグゼクティブプロデューサー
綱沢啓芳
撮影
増田健
オフライン編集
田村正剛
音楽効果
善治良博
コンテンツプロデューサー
田上英樹
コンテンツプロデューサー
森川健一
コンテンツプロデューサー
増田尚志
コンテンツプロデューサー
島田靖子
EED
井上孝志
EED
西村潤
MA
辻賢一
構成
鹿島我
タイトル
獺口知成
技術
五味多宏和
エンディング曲
冴木杏奈
編成
大川一馬
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 映倫区分
- G
- 製作年
- 2015年
- 製作国
- 日本
- 配給
- 東京シネマアカデミー(配給協力:テンダープロ)
- 初公開日
- 2015年12月12日
- 上映時間
- 99分
- 製作会社
- テレビ大阪
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]キネマ旬報社