離婚直前の男と幼い息子が2人きりで過ごす一週間を通じて、一組の家族の崩壊と再生の可能性をモノクロ映像の中に描く。監督は、サッカーの地域リーグを題材にしたドキュメンタリー「クラシコ」を手掛けた樋本淳。本作が初の長編劇映画。一般人を多数出演者に起用することで、独自の世界観を作り上げた。母親役を「毎日が夏休み」の佐伯日菜子が演じている。
ストーリー
離婚間際の夫婦には、5歳の息子と1歳の娘がいる。父親である男(小林敬)は、2人の子供の親権を妻(佐伯日菜子)に譲るつもりでいた。そんなある日、娘が高熱を出して入院。妻は病院に泊まり込み、男はこれまでほとんど接点を持てずに来た息子(樋本涼)と2人きりで一週間を過ごすことになる。昼は海へ、夜は妻に内緒で馴染みのスナックへ……。初めて経験する父と子の充実した時間。やがて妻と娘が病院から戻る日が近づき、男は家族の再生を考えるようになる……。
スタッフ
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作品データ
- 製作年
- 2014年
- 製作国
- 日本
- 配給
- GOOD COMPANY
- 初公開日
- 2015年12月12日
- 上映時間
- 93分
- 製作会社
- GOOD COMPANY
[c]2014 GOOD COMPANY
[c]キネマ旬報社