2010年アカデミー賞を受賞したイルカ漁を題材にしたドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」で描かれた捕鯨問題に対する疑問から、監督の八木景子が個人的に始めた調査の過程で偶発的に生まれた「ザ・コーヴ」の反証ドキュメンタリー映画。
ストーリー
「ザ・コーヴ」で描かれた日本を取り巻く捕鯨問題の扱われ方に疑問を持った八木景子は、ビデオカメラを携え、独自に調査を始める。和歌山県・太地町に長期滞在し、元捕鯨師や町長など現地の人々へのインタビューを行い、「ザ・コーヴ」の監督ルイ・シホヨス、主演リック・オバリにも取材を敢行。双方の主張をカメラに収めていく。やがて八木は捕鯨論争の裏に、これまで一般には知られていなかった不可解な側面があることに気付く……。