ソニア・ズー
マリー
ラース・フォン・トリアー監督作品に美術アシスタントとして参加したヨナス・アレクサンダー・アーンビーによるホラー。北欧の小さな村に住む少女の体に奇妙な変化が現れ始め、やがて制御できなくなっていく。彼女の哀しい秘密とは……。恐ろしい運命に直面する主人公を、本作でデビューを果たしたソニア・ズーが演じる。ほか、テレビドラマ『SHERLOCK/シャーロック』シーズン3のラース・ミケルセン、「特捜部Q 檻の中の女」のソニア・リクター、「コン・ティキ」のヤーコブ・オフテブロが出演。第67回カンヌ国際映画祭批評家週間正式出品作品。
海にほど近い小さな村で、少女マリー(ソニア・ズー)は両親と暮らしていた。母(ソニア・リクター)は病気を抱えているが、父(ラース・ミケルセン)はそのことについて何も教えてくれない。村の住人たちはなぜか車椅子に乗る母を恐れており、マリーに対しても訝しむような目で見てくる。ある日マリーは職場でダニエル(ヤーコブ・オフテブロ)と出会い、孤独な二人は惹かれ合っていった。その頃、マリーの身体に異変が起こり始める。奇妙な感覚が強まっていき、やがてそれを抑えきれなくなってしまった。マリーの身体に起きた異変や彼女の母の病気には、秘密が隠されていた。抗えない運命を知ったとき、マリーとダニエルはある決断をする。
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