次世代を担う映画監督の発掘と育成を目指す文化庁の委託事業『ndjc2015(若手映画作家育成プロジェクト2015)』の一篇。コンビニのクレーマーに飛び蹴りをしてしまったアパート管理会社で働く男と、その飛び蹴りに心を掴まれた女性店員の交流を綴る。監督は、初長編作『ガンバレとかうるせぇ』でPFFアワード2014映画ファン賞と観客賞を受賞した佐藤快磨。出演は「あん」の太賀、「ピンクとグレー」の岸井ゆきの、「東京闇虫パンドラ」の牧田哲也、「地獄でなぜ悪い」のぼくもとさきこ、「SP」シリーズの伊達暁。ふくだももこ監督の「父の結婚」、藤井悠輔監督の「罪とバス」、堀江貴大監督の「はなくじらちち」と同時上映。
ストーリー
アパート管理会社で働く木吉(太賀)は、住人からの苦情対応に日々追われていた。そんなある日、偶然立ち寄ったコンビニで女性店員のマコト(岸井ゆきの)が客から激しいクレームをつけられている現場に遭遇。気がつくと木吉は走り出し、クレーマーにとび蹴りをかましていた。その飛び蹴りに心を掴まれたマコトは木吉に声をかけ、その後も木吉はマコトの笑顔のためにクレーマーを蹴り続けるのだった。そんな木吉に目を輝かせ続けるマコトであったが、木吉は人を蹴ることへの罪悪感とマコトを変えてあげたいという想いが徐々に膨らんでいく……。
スタッフ
監督、脚本
佐藤快磨
製作総指揮
松谷孝征
撮影
中尾正人
音楽
曽我淳一
編集
江橋佑太
スタイリスト
加藤將
ヘアメイク
小浜雄作
照明
白石宏明
録音
渡辺丈彦
助監督
城館徳
製作担当
竹山真樹
プロデューサー
田辺圭吾
共同プロデューサー
川端基夫
ラインプロデューサー
森角威之
擬斗
奥住英明
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 2016年
- 製作国
- 日本
- 配給
- 映像産業振興機構(VIPO)
- 初公開日
- 2016年3月5日
- 上映時間
- 30分
- 製作会社
- 映像産業振興機構(VIPO)(制作プロダクション:アスミック・エース)
- ジャンル
- 恋愛
[c]2016 VIPO
[c]キネマ旬報社