ハリウッドがひれ伏した銀行マン
ハリウッドがひれ伏した銀行マン
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ハリウッドがひれ伏した銀行マン

2016年7月16日公開、82分、ドキュメンタリー/伝記
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20世紀後半のハリウッドに変革をもたらした銀行員フランズ・アフマンの真実に迫るドキュメンタリー。ロッテルダムの銀行員だったアフマンは、大プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスと知り合い、プリセールスという製作資金調達方法を編み出す。本編にはケヴィン・コスナー、ミッキー・ローク、オリヴァー・ストーン、ポール・バーホーヴェンら錚々たる顔ぶれが証言者として登場。メガホンを取ったのは、フランズ・アフマンの娘ローゼマイン・アフマン。死期の迫ったアフマンが、娘のカメラに向かって思い出を語る姿も収められている。

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ストーリー

オランダ、ロッテルダムの一銀行員に過ぎなかったフランズ・アフマンは、イタリア出身の大プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスの知己を得て、映画の完成前に配給権を販売する“プリセールス”というシステムを生み出した。この方法を利用してアフマンは新興映画会社に次々と融資を行い、「ターミネーター」、「プラトーン」、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」といった数々の傑作が誕生する。アフマンのもとに参じたのはデ・ラウレンティスを筆頭に、キャノン・フィルムを率いるイスラエル人のメナハム・ゴーランとヨーラム・グローバス、レバノン出身のカロルコ・ピクチャーズ総帥マリオ・カサールとハンガリー出身のアンドリュー・G・ヴァイナ……。映画会社トップから製作資金集めに奔走するプロデューサー、監督まで、多岐に及んだ。アフマンがカンヌなどの国際映画祭に顔を出すと、面会を希望する映画人が跡を絶たなかったという。“プリセールス”システムによって各国のインディペンデント配給会社もアメリカ映画の大作を手がけることが可能になり、日本でも東宝東和、日本ヘラルド、松竹富士、GAGA などの会社がその恩恵に浴することになった。世界の映画市場に変革をもたらしたシステムを編み出した1人の銀行マン、フランズ・アフマン。その真実が明らかになる。

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ハリウッドがひれ伏した銀行マン

予告編

2016/7/7(木)更新

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作品データ

原題
HOLLYWOOD BANKER
製作年
2014年
製作国
オランダ
配給
アークエンタテインメント=東北新社=STAR CHANNEL MOVIES
初公開日
2016年7月16日
上映時間
82分
ジャンル
ドキュメンタリー伝記

[c]Don Camp
[c]キネマ旬報社